当サイトの記事は、編集部が電気技術者試験センター・経済産業省などの公的機関と、各講座・出版社の公式サイトの公開情報を調べて独自に執筆しています。試験の日程・受験手数料・合格基準は年度ごとに変わるため、最新の情報は電気技術者試験センターの受験案内で確認してください。
電験三種を受けると決めたら、まず知りたいのが「いつ申し込んで、いつ試験なのか」ですよね。
結論から言うと、令和8年度(2026年度)下期の電験三種の日程は、申込みが11月9日から11月26日、筆記試験が令和9年3月21日です。CBT方式なら令和9年2月4日から2月28日の中で日を選べます。
この記事を読むと、上期と下期の申込みから合格発表までの日程と、そこから逆算した準備の進め方が分かります。
電験三種の日程は年2回。まず結論から
電験三種は令和4年度から年2回(上期・下期)行われています。令和8年度の上期は終わり、次は下期です。下期の申込みは11月9日から始まります。
『次の試験はいつ?今からでも間に合う?』と気になっている方も多いはずです。
令和8年度の日程を、上期と下期に分けて1つの表にしました。
| 手順 | 上期 | 下期 |
|---|---|---|
| 受験の申込み | 5月18日(月)10時から6月4日(木)17時 | 11月9日(月)から11月26日(木) |
| CBT会場の予約 | 6月11日(木)から7月12日(日) | 12月7日(月)から令和9年1月7日(木) |
| CBT方式の試験 | 7月16日(木)から8月9日(日)の25日間 | 令和9年2月4日(木)から2月28日(日)の25日間 |
| 筆記方式の試験 | 8月30日(日)(終了) | 令和9年3月21日(日) |
日程は試験センターが公表している令和8年度の案内によるものです。最新は電気技術者試験センターの案内で確かめましょう。

なぜ年2回になったの?
三種の試験は、令和4年度から年2回になり、令和5年度からはCBT方式も始まりました。
経済産業省の資料では、こうした受験機会の広がりもあって、第三種の合格者はそれまでの2倍以上に増えたとされています。受ける側からすると、半年ごとにチャンスがあるのは心強いですよね。
筆記試験の日の時間割
筆記方式は、1日で4科目を受けます。令和8年度上期(8月30日)の時間割は次のとおりでした。
| 科目 | 時間 |
|---|---|
| 理論 | 9時15分から10時45分 |
| 電力 | 11時25分から12時55分 |
| 機械 | 14時15分から15時45分 |
| 法規 | 16時25分から17時30分 |
朝から夕方まで続く長い1日です。下期の時間割も、受験案内で確かめておきましょう。
上期の流れも知っておくと計画しやすい
上期は、5月に申込み、7月から8月にCBT方式、8月の終わりに筆記方式という流れでした。下期は11月に申込み、2月にCBT方式、3月に筆記方式です。
『下期でダメだったら、次はいつ?』と考えた時も、この流れを知っていれば半年先の予定が立てやすくなりますね。
申込みの時にCBTか筆記かを選ぶ
令和8年度からは、申込みの時にCBT方式か筆記方式かを選びます。両方を受けることはできません。
CBT方式を選んだ人は、申込みとは別に会場の予約が要ります。予約の期間を過ぎると受験できないので、表の2行目も見落とさないようにしてください。方式の違いは電験三種のCBT方式とは?で紹介しています。
合格発表の日程と、令和8年度上期の変更
令和8年度上期は、8月30日の大雨で福井県会場の試験が延期になりました。そのため合格者一覧の検索が9月25日に変わっています。
『合格発表がいつか分からず、そわそわしている』という方もいますよね。
合格発表の確かめ方は、方式によって違います。
| 方式 | 確かめ方 | 時期の目安 |
|---|---|---|
| 筆記方式 | 試験センターのホームページ「合格者一覧の検索」で受験番号を入れる | 令和8年度上期は9月25日(金)。当初の予定は9月14日(月) |
| CBT方式 | マイページで合否を見る | 受験日のおよそ2週間後の正午から |
令和8年度上期は、試験結果通知書の発送も10月13日から10月19日に変わりました。下期の発表日は、試験センターの案内で確かめておきましょう。
筆記方式の問題と解答は、試験の当日に試験センターのホームページで公表されます。CBT方式の問題と解答は公表されません。
3月の筆記試験から逆算する準備の段取り
電験三種の3月の筆記試験を受けるなら、申込みは前の年の11月です。勉強の計画も、この申込みの日から逆算しておくと安心です。
ここが、この記事でお伝えしたい観点です。日程の表は「試験日」だけでなく、その前にある締め切りを見ておくのが大事なんです。
『試験は3月だから、年が明けてから考えればいいかな』と思っていると、申込みの期間がもう終わっていることもあります。
下期の筆記方式を受ける人の段取りを、ざっくり月ごとに並べてみました。
| 時期 | 下期の筆記方式を受ける人がやること |
|---|---|
| 10月 | 受ける科目を決め、科目合格があれば免除の期限を確かめる |
| 11月9日から11月26日 | 受験の申込みをし、方式を選び、手数料を納める |
| 12月から1月 | 苦手な分野を固め、過去問を本番の時間で解き始める |
| 2月 | 過去問をくり返し、間違えた問題を見直す |
| 3月21日 | 筆記試験を受ける |
例えば、仕事のあと平日に1時間、土日に3時間とれる方なら、11月までに理論の基本を終えておくと、年明けから過去問に時間を回せます。
勉強の計画を長い目で立てたい方は電験三種の勉強計画を見てみてください。
残りの科目数で変わる準備
科目合格を持っている人と、4科目すべてを受ける人では、同じ日程でも準備の重さが違います。
| 下期に受ける科目 | 準備の考え方 |
|---|---|
| 4科目すべて | 理論から始め、申込みまでに残り3科目の全体を一度見ておく |
| 2科目から3科目 | 免除の期限を確かめ、苦手な科目に時間を多めに回す |
| 1科目だけ | その科目の過去問を本番の時間でくり返す |
例えば、こんな会話をイメージしてみてください。
「上期で理論と法規が受かったから、下期は電力と機械だけ」
「それなら申込みの時に、理論と法規の免除を申請するのを忘れずにね」
CBT方式なら2月が本番
CBT方式を選ぶなら、試験は令和9年2月4日から2月28日の間です。筆記より1か月ほど早いので、そのぶん準備の山場も前に来ます。
会場の予約は12月7日から1月7日までです。年末年始をはさむので、早めに予約しておくと気持ちが楽になりますよ。
試験の1週間前にやること
本番が近づいたら、勉強の総仕上げと一緒に、当日の準備も進めておきましょう。
- √付きの電卓の電池を確かめる(関数電卓は使えない)
- 筆記方式は受験案内で会場と持ち物を確かめる
- CBT方式は予約した日時と会場、顔写真付きの公的な証明書を確かめる
- 本番と同じ時間で過去問を1回分解いてみる
科目合格の免除はいつまで?
科目合格は、申請すれば最大で連続5回まで、その科目が免除されます。年2回なので、およそ2年半です。
例えば令和8年度上期に科目合格した場合、令和10年度下期まで免除を受けられます。日程の表と一緒に、自分の免除がいつまでかも確かめておくと安心です。
申込みを忘れないためのチェック
申込み、手数料の支払い、CBT方式の会場予約。この3つのどれかが抜けると、試験を受けられなくなります。
『うっかり申込みを忘れて、半年待つことになったらどうしよう』と心配な方もいますよね。締め切りは表にして、ひとつずつ消していきましょう。
- 申込みの期間(下期は11月9日から11月26日)をカレンダーに入れた
- CBT方式か筆記方式かを決めた
- 科目合格がある人は、免除の申請をした
- 受験手数料を納めた(インターネット申込みは7,700円)
- CBT方式の人は、会場予約の期間をカレンダーに入れた
- 予約した日時と会場をメモした
申込みの方法と支払い
申込みは、試験センターのホームページからのインターネット申込みが原則です。書面での申込みは、やむを得ない事情がある時だけで、受付が終わる日の10日前までに試験センターへ連絡します。
個人の支払いは、クレジットカード・コンビニ・ペイジーから選べます。締め切りの日に慌てないよう、申込みの期間の前半に済ませておくと安心ですよ。
受験手数料は令和8年度の公表値で、インターネット申込みが7,700円、書面申込みが8,100円です。別に納付の事務手数料がかかります。費用の全体は電験三種の費用で紹介しています。

日程が決まったら、次は勉強の進め方です。独学か講座かで迷っている方は、講座の選び方も参考にしてみてください。
電験ガイド
独学で進めるか、講座を使うか迷っている方へ
電験三種は4科目の範囲が広く、理論や機械の計算でつまずく人も少なくありません。通信・Web動画・DVD・通学など講座の学び方の違いと、比べる時のチェックポイント、資料請求で確かめたい点をまとめました。
講座の選び方電験三種の講座の選び方を見る当サイト内の解説ページに移動します。試験の日程・受験手数料は電気技術者試験センターの案内で最新情報を確認してください。
二種・一種の日程とはどう違う?
二種と一種の試験は年1回で、CBT方式はありません。令和8年度は、申込みが三種の上期と同じ5月18日から6月4日でした。
一次試験は8月30日、二次試験は11月15日です。三種を取った後に二種を目指す方は、受けられる機会が年1回になることを覚えておきましょう。
電験三種の日程でよくある相談
知恵袋などでは、毎年の日程の目安や、上期と下期で科目を分けて受ける方法についての質問がよく見られます。
知恵袋などで見かける相談から、3つを選んで答えていきます。
来年以降も8月と3月ごろと考えていい?
「来年以降の電験三種の日程は、1回目が8〜9月、2回目が2〜3月と考えていいのか」という相談がありました。
令和8年度は、上期の筆記が8月30日、下期の筆記が令和9年3月21日でした。ただ、日程は年度ごとに試験センターが公表するものです。次の年度の日程は、公表されてから確かめるようにしましょう。
受験を決めたら、試験センターのホームページを月に1回のぞく習慣をつけておくと、新しい日程の公表を見逃しにくくなります。勉強の計画は、公表された日程に合わせて少しずつ直していけば大丈夫です。
上期で理論、下期で残り3科目は無理がある?
「上期で理論だけ、下期で残りの3科目をCBTで受けようと思っている」という相談も見かけます。
電験三種は科目ごとに合否が決まり、合格した科目は申請により最大で連続5回まで免除されます。このように回を分けて受ける人もいます。科目の取り方の作戦は電験三種の科目合格制度で紹介しています。
2科目を受けた。合格発表はいつ?
「8月30日に2科目を受けたが、合格発表がいつか分からない」という相談もありました。
令和8年度上期の筆記方式は、大雨による延期の影響で、合格者一覧の検索が9月25日に変わりました。発表日は変わることがあるので、試験センターのお知らせを見るのが確実です。
よくある質問
電験三種の次の試験はいつですか?
令和8年度下期です。申込みが11月9日から11月26日、CBT方式の試験が令和9年2月4日から2月28日、筆記方式の試験が令和9年3月21日です。
電験三種の3月の試験はCBT方式ですか?
令和8年度下期の3月21日は筆記方式の試験です。CBT方式は2月4日から2月28日の間に行われます。
CBT方式の会場予約はいつですか?
令和8年度下期は12月7日から令和9年1月7日までです。申込みの時には予約できないので、期間内にマイページで予約します。
下期の筆記試験の合格発表はいつですか?
発表日は試験センターの案内で示されます。令和8年度上期は延期の影響で日程が変わったため、下期も試験センターのお知らせで確かめましょう。
申込みの期間を過ぎたらどうなりますか?
その回は受けられません。次の回の申込みを待つことになるので、期間はカレンダーに入れておきましょう。
まとめ
- 電験三種は年2回。令和8年度下期の申込みは11月9日から11月26日
- 下期のCBT方式は令和9年2月4日から2月28日、筆記方式は3月21日
- CBT方式は12月7日から1月7日の間に会場の予約が要る
- 3月の試験を受けるなら、申込みは前の年の11月なので逆算して準備する
- 日程は年度ごとに変わるので、試験センターの案内で確かめる





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